走るメンタル
皆さんこんにちは
競輪選手の鈴木謙二です
今回(7月7、8、9日)の新潟県弥彦でのレース
初日を走った時点で
途中欠場を決めていました
でも
結果的には
最終日まで
走りきりました
何があったのか?
実は
レースに参加する直前に
右腓腹筋を痛めてしまっていたんです
腓腹筋というのは
簡単に言うと
ふくらはぎ
腓腹筋は
足首の
底屈、背屈(曲げ伸ばし)に影響されて
膨らんだり、縮んだりする筋肉です
この腓腹筋を痛めてしまったということは
足首の曲げ伸ばしする際に痛みが出て
走るならば最後まで地面を押せない
自転車ならばペダルを踏み込んでからの引き上げが出来ない
そんな状況でした
なぜそんなケガをしたのか?
これに関しては
完全にぼくの不注意です
気を張っていれば防ぐことができたケガです
初日予選の
勝負どころでのスタンディングで違和感が出て
最終バックストレートの最高加速地点では
もはや痛みによってペダルを踏むことができず
ただ自転車に乗っているだけ
なんとかゴールして
明日は走れそうにないから
欠場かな、、、
そんな風に考えましたが
プロとして
これでお金を稼いでるんから
痛いところがあっても
それもカバーして結果を出すのがプロなんだから
弱気になっていた気持ちに
喝を入れてて
痛み止めも入れて
残りの2日目、3日目を
走りきりました
走りきったことによって
その経験は
自信と財産となり
今後の対応力が格段に上がっていきます
良い経験が出来た
陸上選手時代じゃ考えられない
少しでもコンディションや
ピーキングが上手くいかなかったら
迷わず欠場してたたろうな
それはそれで
プロだよ
そんな考え方もあると思うけれど
ぼくなりのプロフェッショナル像を
追い求めて行こうと思います
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